6月初めの三渓園 [本牧☆honmoku]
6月初めの三渓園。
園内に入ってすぐの大池のほとりには、花菖蒲が美しく咲いていました。
青みのある紫が美しくて、うっとり。
そう言えば去年から参加している、「きもの塾」の講座で習ったところによると。
きものや帯の色合いで、
関東は銀糸と相性の良い「青みのある紫」、
関西は金糸と相性の良い「赤みのある紫」が人気だそう。
その話を聞きながら、谷崎潤一郎の「細雪」を思い出していました。
はんなりやわらかな着物に、華やかで雅な帯の数々。
関西は「金糸」が好まれるという話に、納得の映像でした。
岸恵子さん、佐久間良子さん、美しいー♪
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そして6月初めは、紫陽花が咲き始めた季節でもありました。
柔らかそうで可憐な紫陽花。
鮮やかなブルー。
そこに咲いていてくれるだけで、涼を運んでくれるようです。
月初めはいつも、三渓園のどこかで「ひとり会議」
今月は外苑のここらへんで、手帳を眺めて先月を振り返り、今月の予定を整理していました。
この日いただいたのは、ほうじ茶ソフト。
香ばしい甘味が、ちょっと汗ばむお天気にぴったりでした。
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なんてブログをアップしているうちに、もう今月も残すところ3分の1。
目標達成に向かって、コツコツあきらめずにいきまーす。
新緑のころ [本牧☆honmoku]
ゴールデンウィーク明け。
近所で用事を済ませてから、三渓園をひとり散歩。
途中から曇り空になったのですが、
着いてすぐはちょうど、青空が広がっていました。
三渓園「外苑」にある滝。
園内には川や滝があり、耳を澄ますといたるところで水の流れる音が聞こえます。
「緑が眩しい」って、こういうことを言うんだろうなぁ。
「内苑」にある「旧天端寺寿塔覆堂」を後ろから。
豊臣秀吉が母のために建てた「寿堂」を、覆うための建物です。
この建物の裏辺りの雰囲気が大好きで、
ベンチに座ってボーーーっとしてると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
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今年のゴールデンウィークは、我が家も10連休でした。
そのうち1日はゴルフ、1日はお嫁ちゃんと甥っ子くんの誕生日会。
それ以外はずーっと、ダンナさんと家でのんびり。
朝ごはん食べて散歩して、お昼ご飯食べて、撮りためたDVD見て、夜ご飯食べて。
あとは図書館で借りてきた本読んだり、着物の整理したり。
最近は日曜日しか飲まないお酒も、
「明日も休みだからね~」って、ちびちび飲んでいたような。
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ちょうど連休前から、お年頃(更年期)により体調がいまいちで、
「このまま行くと激しく悪い状況になりそうなので、こう対策をうちました」
と、夜ご飯を食べながら、ダンナさんに経過もろもろを報告。
と、その話を聞いたダンナさんの反応がおもしろくて、肩の力抜けて大笑い。
こうやって、いろんなことを分かち合っていくんだなぁ。
と、しみじみ感じることができたゴールデンウィークでした。
ボーっとしてたけど、ある意味とってもゴールデン!
毎年、この季節は「抹茶アイス」
新緑の中で抹茶アイス食べるのが、何ともいえず気持ち良いんです。
来月は紫陽花。
なんのアイスを食べましょうかね。
桜の季節 [本牧☆honmoku]
昨日は大雨だったり、沖縄はもう梅雨入りだったり。
そろそろ紫陽花の季節だったりですが、桜の頃の写真など。
本牧通り。
「ブギーカフェ」前の桜、この頃は7分咲きくらいだったかなぁ。
輝くネオンの光を浴びて、なんて幻想的♡
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何年か前からここ「本牧通り」は桜の植え替えや撤去が始まり。
お店入口近く、
ちょうど写真右の電柱のところにあった桜の木は、撤去されてしまいました。
去年初めて、「蝉の脱皮」を見た桜の木。
◆そのときの話はこちら→☆
老朽のための植え替えや撤去なので。
もうかれこれ70年とかそのくらい前から、ここに咲いていたんでしょうね。
桜にまつわるそれぞれの思い出を、カウンターで話したり聞いたり。
そんな話をしながら、お店の中から桜を撮ったり。
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「本牧通り」の桜を見て私が思い出すのは、4年前の3月に亡くなった、お父さんのこと。
告別式が終わり、満開の桜並木のこの道を通って火葬場へ行ったときのこと。
亡くなる2年ほど前の春、
意識障害か何かで半年ほど忘れてしまっていた私たち家族のことを、
この通りの桜の木の下で、突然再び思いだしてくれたこと。
他の場所の桜を見ても「きれいだねー」で終わるけど。
「本牧通り」の桜は、いつもお父さんを思い出させてくれます。
最近あんまりお酒を飲まないので、夜中にカプチーノとか飲んでます。
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いつもお酒好きの私を心配していたお父さん。
今の私を見たら、ちょっと安心してくれるかな。
とか思ったけど、「コーヒー飲み過ぎるなよ」とか言われそうです(笑)。
これもおいしかった。
「大人のイチゴシェイク」です。
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桜の季節、また来年。
着物de Hello! cafe [本牧☆honmoku]
3月半ばの金曜日、近所の「ハローカフェ」さんへ。
夜にうかがうのは、去年の夏以来。
久しぶりのビストロタイムです。
まずはビールで乾杯♪
って、最近はもっぱらノンアルコールビールですが(笑)。
しかしこれが、おいしい♡
ビストロタイムで人気の「唐揚げ」と、濃厚おいしい「きのことブルーチーズのオムレツ」
食べながら飲みながら、あれこれ話す時間。
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実はこの日は。
「着物de Hello! cafe vol.1」でした♪
店主の幸恵さんと。
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去年の「浴衣 de Hello! cafe」以来、「いつか着物で!」と話していたのが実現。
嬉しい第一回目でした。
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「浴衣de ハローカフェ vol.1」→☆
「浴衣de ハローカフェ vol.2」→☆
幸恵さんは、和のお稽古を教えているお客さまによる「着付け」
散りばめられた淡いきれいな文様。
桜のようにも雪のようにも。
帯の色あいも、優しくていいなぁ。
桜の帯、3月中に身につけたかったんですょね。
友だちから譲り受けたもの。
とても締めやすかったです。
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「着物って、気分があがるょね~」と。
次回開催へのときめきを残したまま、この日はお開きに。
そしてこの4月。
ハローカフェさんは、7周年を迎えられました♪
お気に入りのお店が長く続いてくれてるって、本当に幸せなことだと思う。
それも近所に!
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ありがとうございます。
これからもゆったりまったり、大笑いしに行きますね。
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◆本牧ハローカフェ・ブログ→☆
観梅会2019 [本牧☆honmoku]
もうすっかり春の陽気ですが、今年の冬のお話。
2月中旬の曇りの日。
今年も三渓園の「観梅会」へ行ってきました。
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◆「観梅会2018」→☆
◆「観梅会2017」→☆
「花曇り」という言葉は、春、桜の季節の言葉だけど。
冬の曇り空に、可憐な梅の花はよく映りますね。
じっと観ていると、春を待つ心が少し暖かくなるような気がします。
今年は近所のカフェ。
「ハローカフェ」の奥さまと一緒でした。
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◆ハローカフェ →☆
「観梅会」期間中、写真の「初音茶屋」では暖かい麦茶がいただけます。
この「麦茶接待」は、開園(明治39年)当時からのもの。
毎年言っている気がしますが…。
三渓園をつくった原三渓の長男の同窓生、「芥川龍之介」が、
大正4(1915)年、ここを訪れ目にした「麦茶接待」の様子を詠んでいます。
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"ひとはかり浮く香煎や白湯の秋"
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出がけに小雨が降っていたので、洗える着物で。
園内に三軒あるお茶屋さん。
このときは「旧燈明寺本堂」の少し奥にある、「待春軒(たいしゅんけん)」へ。
暖かい店内にホッ。
おすすめの「きな粉餅」をいただきました。
ここは梅の季節の写真スポット。
羽織っているのは、伯母からの着物コート。
とっても暖かく、去年からかなりお世話になりました。
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「本牧の良いところを紹介していきたい」というハローカフェ奥さまと、
「着物でいっぱい写真撮りたい」という私の企みが一致(笑)。
いろいろ写真を撮りながら、梅の花や蕾をを堪能してきました。
「近くにこんなところがあるなんて、幸せよね~」と、しみじみ。
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また来年、会いに来るね。
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◆「三渓園」→☆